自分が日本語授業内で実際にやったことがあるゲームの紹介です。
Yes or No ゲーム (対象レベル:初級~)
わりと定番のゲームだと思います。
私は日本語教師養成講座で紹介されたので、皆さんの中にもすでに知っている先生が多いと思います。
ルール
- 基本的な名詞を書いた紙を用意
- 1枚ずつ学生の背中に張り付ける
- 学生は自分の背中に張り付けられた名詞が何か考えながら質問する(「はい」か「いいえ」で答えられる質問のみ)
- 質問された人は「はい」か「いいえ」で答える
- 一番はやく自分に割り当てられた名詞がわかった人が勝ち
だいたい基本的なルールは以上です。
1で決める名詞は初級レベルの簡単なものでもいいですし、世界的に有名な人物などでもいいですね。
2で「背中に貼る」としていますが、洋服の汚れなど気にする学生もいるので、私がするときは回答者に見せるだけにする、質問者には後ろを向いてもらってホワイトボードに書くなどしています。
ペアを作って行ってもいいですし、チーム戦にしてもいいと思います。
活動の効果
「はい」「いいえ」の応答練習、名詞の定着確認が主な狙いになると思いますが、上級クラスで行う場合はアイスブレークを期待して行います。
応用として「思います」「かもしれません」「ようです」など推測表現を使わせてもいいですし、ワークシートを使ったり、探偵として犯人捜しなど状況を細かく設定したりするなど、レベルに合わせてカスタマイズしやすいのがこの活動のいいところだと思います。